自称コラムニストがズバリ言うわよ!!

日常生活の中の出来事を頑張って面白く書きたい!!

今は昔~猟奇的なカレ

あれは確か私が小学生二年生のころの話。

私の同級生にラスカル(仮名)がいた。ラスカルは同級生の中でも有名人だった。

どういう風に有名人だったかというと、癇癪をよく起こすことである。今朝、私が思い出したのは彼の癇癪にまつわる一つの事件である。

 

あれは確か算数のテストが返却されたときだった。

 

私の学校では、学年の教師が作った算数と漢字のテストと、外部の業者がつくった様々な科目があるワークテストの二種類あった(ほかの学校でもそれは一緒なのかな?)。学生たちはどちらかというと教師がつくったテストの方の点数を重視する。テストが返却されるときにはみんなドキドキしながら名前を呼ばれるものを待ったものだし、お互いに点数を比べて喜んだり面倒くさい嫉妬をしていたものである。

一方ワークテストはそこまで生徒間では重視されている印象はなかった。その原因は、私個人的には、準備期間にあると思う。教師の作成するテストは日時とテスト範囲が明確に伝えられ、それに向けて勉強しなければならないという緊張感などが生まれるが、ワークテストは何の前触れも無く渡されて忘れたころに答案が返却されることが多かった。また、点数が低い者に補修を行ったり、100点のものの名前を出したりというイベント性も高かったように記憶している。

 

本題に戻ると、あの日、私たちが返却されたのはワークテストだった。

そう、スッポンのような重要度のあのワークテスト。

あのテスト返却は人間の心を動かさない虚無の時間のはずだった。

だからみんな、あんな事件が起きることは予想していなかったんだと思う。

 

「キーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

私が記憶しているのは、突然の奇声と衝撃音。気付くと、教室の前側のドアが外れていた。そしてしりもちをついているラスカルがいた。

みんながラスカルを見ていた。

そこで私は悟った。

奇声を発したのもドアを外したのもラスカルであるということを。癇癪を起してドアにタックルを決めたということを。

 

後に友人から詳しくその時の様子を聞いたところ、

 

「100点じゃない!!!!!!!!」

 

と、90点の答案をクシャッと丸めると、例の奇声を発してドアに頭からタックルしたという。答案を丸めた直後には頭を掻きむしっていたという証言も聞いた。

 

記憶の限りでは、教師も彼を叱ったり注意をしていなかった気がする。ただただ、クラスメートたちとドアの修復作業に取り掛かっていたように記憶している。私はその教師の気持ちが分かる気がする。人間、常識を超越した出来事が起きると意外にも平常心なのだ。また、ラスカルが叱るとか叱らないとかいう次元の範疇の外の生物であることも理由の一つとしてあるだろう。

 

今、あのエイリアンはどうしているのだろうか?

 

記憶と言うものは恐ろしいと思う。

出身地である故郷で過ごした学生時代は今思うと異常としか言いようがないことが日常的に起きていて、それに巻き込まれることを自分自身も辛く思い「いつかこんな環境脱出してやる!!」と約20年間ずーーーーーっと思い続けてきたものだ。

しかし、実際にその環境を離れてみると、本当に辛かったことや環境の異常さは記憶の彼方に消えてしまう。

しかし、こうした猟奇的な事件の記憶を糸口にして過去の記憶を手繰り寄せると、やはり地獄だったのだなと再認識してしまうものである。

今は昔~書店での勧誘編

「ちょっといいですか?」

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ちょっとよくない。
「ちょっといいですか?」って言われてその後ろくなことが起きたためしがない。

 

これは去年の夏のこと。
名古屋のゲートタワー(JRが運営する駅ビル)の書店でエクセル関係の本を読んでいたら、二人組の女性から背後から話しかけられました。
本記事はそのときの話です。

 

明らかにおかしな人たち…というわけではありませんでしたが、ちょっと注目してみるとどことなく異様さが目立ちます。自称バンドマンのような奇抜な格好をしているわけでもなければ街中のフィリピン募金のような胡散臭さもありませんが、全体的になんかヨレっとした服の生地、思春期のニキビの跡を隠そうともしないノーメイク、ダイヤモンドダストのようにキラキラと光を反射する手入れされてない髪、そして片方の口角が上がっていない不自然な微笑みが非常に特徴的でした。「あれ?ちょっと変だぞ?」が一つや二つなら異常検知センサーに引っかかることも無いのですが、三つ四つにも及ぶと掛け算のパワーで凄まじい違和感を生み出します。
彼女たちは案の定、また不穏なことを言い始めます。

 

「失礼ですが、新社会人の方ですか?」

 

いや、私が新社会人だろうがなかろうが、あなたに何の関係が?
っていうかそういう質問をする人って大体アンケートとかなわけで。この二人組は私服を着ているからその可能性は低い。しかし、こういう人の個人情報とかについて聞こうなんて言うのは何かしらの組織が関係していることが多いような気がします。
恐怖を感じながらも「はあ…」と言葉を曖昧に濁しました。

 

我々、名古屋市の選ばれた優秀な社会人の会を開いておりまして、」

 

うわー…
仮に本当に優秀な人たちが集まって何かをする会だったとしても、あんたたちと同じところに所属したくないわ。だって悪い運気が移りそうだもん。
そう思いながら話を一通り聞きました。「はあ」「へえ」と明らかに興味が無さそうに自分を演じて。
で、一通り話を聞いた後に「すいません、私は優秀じゃないので遠慮しておきます」と言っておきました。
すると!!この女たち、

 

我々の定義する『優秀』は一般的な『優秀』とは異なりまして、」

 

と言ってきました。
失礼!!笑
彼女たちの話の内容をまとめると、彼女たちにとっては『志が高い=優秀』であり同志を集めていたらしいです。
まあ、それだけの話なのに、ベラベラベラベラとよく喋ることw
いい加減面倒くさくなったので「あの、本を読みたいんですけど」と急に私の方から切り出してみたら

 

「お隣でお話してもいいですか?」

 

 


・・・

 

 

 


しつけーな!!💢

 

「一人で読みたいんでけど」と言ったらさすがに去って行きました。

というひと夏の思い出の話でした。

 

 

 

 

 

 

 


と、ここで話は終わりません。

何となく時間を持て余していた私は、本棚から本棚に立ち読み場所を移すようにしてちょっと尾行してみました。すると、衝撃の事実が判明。
書店内の若い男女に片っ端から声をかけていたのです笑
「どうして私が新社会人だってバレたんだろう?」と若干疑問に感じていたけれど、なるほど、数打てばあたるわけね。
いやぁ、ああいうね、宗教とかマルチとかの勧誘してる人ってガッツが違うんだなと感心したよ。才能だよ。わたしにゃ無理だ。
でもね、一つ彼女たちに言うことがあるとすれば…

 

 

 

 

技術が足りてねぇんだよ!!
マルチとかの人って、なんでコミュ障全会の喋り方をするんでしょうかね?
ガッツはあるのに

新卒一斉採用が廃止して誰の得になるのか考えてみる

はい、リクルート系の会社です。

以下は完全に個人的な憶測になります。

現状のままで進むとリクルート系の会社は困ったことになると思います。というのも、リクルート系の会社がこれから利益を拡大してくとなると、大きな問題点が一つあります。それは少子高齢化です。

なぜ少子高齢化が進むとリクルート系の会社は不利な状況に立たされるのか。そのメカニズムをちょっと詳しく書いていきます。

企業と言うものは基本的にねずみ講です。ピラミッドのような管理体制を作ることで利益を拡大し維持していく企業システムです。この企業システムには一つ大きな穴があります。それは、下の階層の人間がいなくなるとビジネスモデルが困窮すること。しかも下の階層の人間は、若くて一定以上の能力があるという条件付きです。だから新卒採用で各企業は学生を確保しようと躍起なんですね。
年功序列の会社が多い日本で少子高齢化が起きるとどうなるか。年功序列のシステムを保つことができない会社も勿論出てきますが、それ以上に動く労働人口の減少化が起きることになると思います。今は雲行きも怪しいところも多いですが、メーカーでも銀行でも、今でも知名度の高い企業で働きたいと思う学生は当然多いわけで、そうなると

転職を利用する人数の割合 = (みんなが行きたいと思う企業に行けなかった人数)/(求人数)

の分子が小さくなるわけです。そうするとリクルート系の会社の利益は減りますね。
まあ、実際には上のような単純な数式は成り立たないと思います。昔よりも就職は(みんなが行きたいと思う企業に関しては)激化していると聞くことがありますし、別にみんなが行きたいと思うような企業なんて日本に限定して採用活動を行う必然性もありませんからね。しかし、もしも上の数式の割合に時代に伴う変化が無かったとしても、人間の数がそもそも減ってるので、やはりリクルート系の会社の取り分も絶対値で考えると減る可能性の方が高いわけです。

だから、人材の流動性をもっと高めるための力がどこからか働いたのではないかなと思います。

ちなみに、リクルート系の会社が必ずしもそうなるように働きかけたとは思っていません。
私はむしろ派遣会社が怪しいと思っています。派遣会社って一人当たりの利益率で考えると意外と儲かってないんですよね。労働集約型の社会でたくさんの(使い捨ての)人間がいてこそ、そこそこの利益が出るといった感じですかね。

まあ、結局、なんでこういう風に日本が動き出そうとしているのか理由は結局のところは釈然としませんが、我々庶民が救済されるためのシステムではないことは確かだと思います。

「顔は見たぞー!!」

悩みすぎて精神崩壊しそう。

 

最近の息抜きにハマっているものは、5時に夢中の岡本夏生を観ること。

 

いや~、ゴジムはおかしい人はたくさんでていたけど、この人はぶっちぎりで色々と凄い人。馬鹿と天才は紙一重って言うけれど、この人の動画を見ていると、キチガイと天才は紙一重なんだなって思う。

簡単に岡本夏生っていうキャラクターを説明すると

 

・永遠のグラドル

・かつては年収1億。枕営業の力と公言。

・今(2016年)は超ギリギリの生活

・各テレビ局から出禁をくらっている

 

等々。

まあ、個人的に一番強烈だと思ったのは、画面越しに聞こえる魔女のような高笑い。

特に隣の北斗晶とのコンビが強烈で、

 

「なんで美女の私が結婚できなかったのに隣のアキラ・ホクトが結婚できたか知ってるかい?…そこそこのブスだったからだよ!!」

「ウルセーよ!!!!💢」

「ギャハハ」

 

という何度も繰り返されるコントもスゴすぎる。

 

あと、個人的に毎度爆笑してしまうのがクレーマーエピソード。

買い物に行って、歯医者に行って、旅行に行って、ありとあらゆるシチュエーションでクレーマーと化し店員と大バトルを繰り広げる岡本夏生。しかもこの人のエピソードって基本的に、「まぁどこにでもこういう困った店員はいるよね」って普通の人なら争う労力を惜しんで見逃すレベルの対応をするのに、「白黒はっきりさせないと気が済まない!!」ということで何時間でもバトルをすること。常にボイスレコーダーを持ち歩いていて録音するという徹底ぶりw

いやぁ、わたしにゃできない芸当だなと本当にある意味感心してしまう。

 

今回はそんな岡本夏生が番組中で語っていたエピソードで面白いと思ったものを一つ。

 

それが本タイトルにもなっている「顔は見たぞー!!」というものです。

 

どういう話かと言うと、

以前岡本夏生さんは稼ぎまくっていた時に「芸能人の(豪華)自宅を拝見する」という企画の番組を受けたらしい。そしてその番組の放送数日後の話。

昼間のこと。ガチャガチャという音が玄関から聞こえてきて「なんだろう?」と思い玄関ドアの覗き窓から外の様子を見てみると、そこにはスーツを着た二人の男が複数のカギを岡本の億ションの玄関扉に次から次へと差し込んでいたらしい。見た目は普通のサラリーマンだったからなんの警戒もなしに玄関扉を開けて岡本は「部屋、間違えてませんか?」と訊いたとのこと。

しかし、扉が開いた瞬間二人組の男たちは驚きのあまり倒れ、そして腰を抜かしながら逃げようとしていたという。

岡本は今更ながらこの二人組の男が空き巣であったことに気付いたが、そのころには男たちは階段を下っているところだったとか。何かしなきゃと思った岡本夏生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「顔は見たぞー!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と指をさしながら大声を出したという。

いや、そのタダでは転んでやるもんか何としてでも一矢報いるという根性ねw やはりこの人はガチだと思いました

それから岡本は警察に行って二人組の顔の特徴を伝えたけれども結局捕まっていないとのこと。顔ははっきりと覚えていたから似顔絵を作成してもらったとのこと。

いや、そんな一瞬でよく覚えてたな!!

嘘か本当か分からないけど、この人の場合はガチっぽいんだよな~。普段のぶっ飛び具合が半端ないから、常人とは違う記憶力を持っていてもおかしくない、というかむしろしっくりくる気がする。

 

やっぱアレだね。

 

私も「変わってるね~」って言われることはあるけれど、岡本夏生とかの、所謂ホンモノ見ると逆立ちしても叶わないなって思ってしまう。

大体の人の言う「変わってる」っていうのは「変わったエピソードがある」ってことだから、大抵は普通なんだよね。じゃないと変わったエピソードなんて作ったりしたりしないから。本当に変わっている人って言うのは、「普通のエピソード」が出てくると逆に驚かれるんだと思う。

あー、一日くらい岡本夏生になってみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キケンな本音~やりがいについて

これから書く本音はキケンです。

覚悟を持って読むか、あるいは読まないでください。
具体的にこの記事を読んではいけないタイプの人間は、モチベーションを下げられたくない人です。
言葉って言うものは凄いもので、こういうマイナス思考の記事を読んでしまうとポジティブ思考がこちら側に流されてしまうおそれがあります。言霊とでも言うんでしょうかね。「こちらがわに来ると良いことがあるよ」っていうことが明言できる内容ならとにかく、読んでいるだけで運気が下がりそうな暗い話をするので、闇に落ちたくない方は読まないでください。

ここまで書いておいたので、あとは読んで気持ちが落ちようがそれはあなたの責任です。

では、本題に入ります。



仕事に「やりがい」は本当に必要なのか

結論から言うと、私個人としては必要無いと思います。
ここで、私の独特な仕事観から説明します。人間の心理構造上、「仕事で満足する」ということは以下のようなステップを踏んでいくことであると思っています。

①安定した収入
②人間関係
③やりたいことができる

仕事を通じて幸せを得るためには①が絶対条件、そして②はあったら素晴らしい。③?知らんがな、と言う感じです。

私が思うに、仕事について「やりがい」が問題になるケースというのは①が満たされている人です。具体的には、衣食住にかかる生活費を削るように意識をしなくても、貯金ができてしまうレベルの経済状態の人だと思っています。要するに、生活に余裕ができてそこで初めて「やりがい」という言葉が問題になってくるのだと思います。
逆に、①が満たされていないと、人は何がなんでも安定を求めるようになります。特に、一度「不安定」を知ってしまった人間は反動のようにより強固な安定を求めるようになります。激務でもなんでも安定さえしていれば「仕事ありがとう」と感謝しかしなくなります。不思議ですけど、人間の心理ってそんなもんです(多分)。

つまり、「やりがい」というのは、それについて不満を感じている時点である程度は満たされているので現状を変えなくても生死に関わる問題ではない、ということです。

中には「なんのためにしている仕事なのか分からなくなった」という不満を抱えている人もいると思います。(こういう問題を「やりがい」と考える人もるし、それも妥当だとは思いますが、当記事の中では「やりたいことをやる」という考えを「やりがい」と呼んでいます)
個人的には、それは②の問題であると思います。つまり、人間関係の問題。仕事内容自体の問題ではないと私は睨んでいます。
というのも、「本質的に意味のある仕事なのか否か」っていうのは判断のしようがないんですよ。というか、厳密には、評価方法によっていくらでも変わってしまいます。
例えば雨ごい。あんなのってやったところで雨が降るわけではないですけど、「雨ごいには雨を降らせる効果がある」って認識を共有している社会の中であったらそれはとても意味があるように感じられますよね。「意味のあるない」なんて問題は周囲の環境によっていくらでも変わってしまいます。っていうか、絶対の評価を下すことができる存在なんて神様以外の何物でもありません。「意味があるない」の問題って、本質的には意味が無いんです。個人の中では非常に大きな意味を持つんですが…
やはり「意味のない」と自分が思ってしまうような環境って、経済的には満たされていても心の栄養は満たされていないんですよね。解決には、必ずしも環境を変える必要も無いと思います。
解決策の一つとして、自分で調整できるようにプライベートな環境を整えることもあります。例えば、家庭を築くこと。私自身、ペットを飼ったり家庭を持つことに生理的な嫌悪感を抱いていましたが、そういった環境をプライベートの空間に構築するだけでも自分の中での「仕事をしている意味」というものを見出すことができますよね。家庭を持つことはリスキーなので、友達と遊ぶでも海外旅行でもグルメでもなんでもいいです。仕事に対する客観的な意味づけが不可能な場合、個人の中で意味づけをしてしまえばいいんです。コツさえ掴めば簡単なものです。(それができないほど環境がマイナス要素をもたらすのであれば、それは職場を変えたほうがいいかもしれないですけど…)

まあ、以上のような物質的、精神的な栄養が満たされているならば、「やりがい」なんてスパイスはあえて求める必要はありません。

仮にやりたいことをやったとしても、それが金にならなければ肉体が滅びるし、評価される環境にいなければ無意味に感じてしまうし、ねえ。偶然「やりたいこと=評価されること」という方程式が成り立つ環境にいる人もいるんでしょうけど、別にこんな方程式は幸せのためには必要ではありません。

つまり、要するに、「不自由しない給料」と「認めてもらえる環境」の二つのカードが揃えば人間は幸せになれるということです。
いくら他人に迷惑をかけていようが、いくら社会に一ミリの影響も及ぼさないような業務をやっていようが、この二つが揃ったときに人って幸せになれるものです。

そこそこの給料で、その職場から求められることができてしまえば、「やりがい」なんてものホント要らないです。

「公務員やめとけ」系の記事について思うこと

転職活動をするにあたってネットの記事を参考にしてみたが、どれもこれも本当に使い物にならない…

と実感する一例について書いていこうと思います。

タイトルがタイトルですけど、公務員の実態とかはあまり関係ないです。それよりも、公務員をやめろとあおるサイト、サイト、サイト💢!!

結論から先に申し上げますと、(特に転職活動にあたり)ネット記事を参考にする場合は、「何が書いてあるか」よりも「誰が書いた記事なのか」ということに重点を置いて考えたほうが吉です。
その見抜き方を簡単に伝授します



URLを見るべし

URLを見ると「rikunabi」とか「mynavi」とかって入っているケース。
はい、もう察しの良い方ならお分かりだと思います。
はい、リクルート系の会社が作成した記事ですね。
コイツらは「公務員をやめて民間企業に転職すべき」と「やりがい」「成長」などの言葉で煽ってきますが、自分の利益のためなら人の不幸なんてへとも思わない合法ヤクザどもです。公務員をやめて民間企業に就職した人たちの将来のことなんてコレッぽっちも考えていません。考えているのは自分たちの利益のみです。
なぜ彼らの利益になるのか説明しましょう。
端的に答えを言ってしまうと、「人材が動けば動くほど求人サイトの会社の利益になる」からです。
公務員から民間に転職する際の手数料を企業から得て利益が生まれ、そして、転職市場を利用する人間を増やすことができるというメリットがあるのです。
この話をするためにも、まずは、リクルート系の会社の利益の仕組みについて説明する必要があるでしょう。
このようなリクルート系の会社は、基本的には募集を乗せる会社から何十万の掲載料を取って利益を出しています。そしてオプションを追加することによりさらに何十万、何百万と暴利をむさぼるシステムです。
例えばみんな大好き学歴フィルター。ボタン一つ(よりは流石に工程数は多いと思いますが…)で実現できる「学歴フィルター」により毎年毎年何百万、何千万も企業から定期収入が入る仕組みなのですからね、すごいことです。
そのようなステキな”オプション”の一つとして「エージェントサービス」があります。
はい、転職についてWebで検索をかけるとゴキブリのごとく無数に繁殖している悪魔のワード、「エージェント」です。エージェントサービスは表面的には「転職者の支援」ということになっていますが、実際に行っていることと言えば180°異なります。
エージェントサービスというのは要するに、「100万の仲介手数料をプラスで払うからウチの会社に人材をよこしてよ」という企業側の願望をかなえることです。これは私の偏見になりますが、(全部が全部ではないでしょうけど)高額を払ってまで人材が欲しい会社にはそれなりの理由があります。言ってしまえばブラックの確立が高いわけです。でも、転職希望者がブラック企業に入社したところでエージェントは知ったこっちゃありません。仲介してお金をもらうところまでが仕事ですから。
エージェントサービスで利益を得ようと思ったら「大量の人材を右から左へ移動させる」ということが重要になります。その人の将来?だから知ったこっちゃありません。
そしてこのような現行のシステムで利益を得ようと思ったら、転職市場に人がいればいるほど景気が良くなるわけです。
公務員から民間になるのは(選ばなければ)容易ですが、民間から公務員になるのは年齢制限などもあり難しいです。そういった意味でも、公務員から民間企業へと転職する案件が増えれば増えるほど、リクルート系の会社にとってのなくならない”金の卵”が量産されていくわけです。


リンク先を確認すべし

URLを確認した後に私がすぐに確認します。
エージェントサービスへの紹介につながるリンクが貼られていないかということを。貼られていたらブラウザバック。当然だよね?
転職エージェントというものを一度でも利用してみるとわかることですが、ほとんどのエージェントというものは転職者を焦らせるようなことを言ってきます。「もう他に志願者がいますよ」とか「異業種だと正直厳しいですね」とか。
※確かに異業種は厳しいですが、この人たちは、「大量の案件を捌きたいのに、異業種なんて成立しにくいものはトンデモない!!」というのが本心です。
そして、この手の、"弱者の心に付け込んだ営業"は戦略的にWebサービスでも行われています。そう、アフィリエイトです。
ここからは私の完全な私見になります。
Googleなどの検索って、自分でキーワードを入力して情報を得ているから、検索者が情報を取捨選択したような錯覚を覚えやすいわけです。つまり、何の根拠もない記事に対して信ぴょう性があるかのように思い込んでしまう危険性が潜んでいるわけですね。こういったWebの性質や人間の心理状態を利用した一つの最適解がアフィリエイトになるということです。
なぜなら、こうした商売をするにあたって重要なのは、「転職志望者の検索ワードに引っかかってSEO上位に表示されるようにする」ことが必要不可欠な要素になってきます。しかし、実際にこのような記事を量産するのは技術的、時間的にも難しいですよね。「転職志望者がどのようなワードで何を検索するのか」という(人間の心理がまず読みにくい上にデータの集計自体困難な)リサーチをした上で、SEO対策が完璧な記事を量産しなければならないというのは、リクルート系の会社のリソースのかなりを費やしても火力不足に陥ってしまうのではないでしょうか?
まあ、そこで有力なのはアフィリエイトを利用するということですよね。
(アフィリエイトの広告収入なんてもともと雀の涙みたいなもんですが)確かリクルート系のアフィリエイトは他のアフィリエイトの料金の3倍近くも払っているはず。
そりゃあ、意地汚いアフィリエイターたちは「これからは転職の記事の時代だ!!」なんて豪語しながら血反吐吐きながらでも記事を量産してくれるわけですよね。彼らはSEO対策なら(侍エンジニアほどではないとおもうけど笑)お手の物ですから、それなりに(SEO対策が施されているという意味で)質のいい記事も集まるわけです。コイツらも、転職志願者がどうなろうが知ったこっちゃありません。煽って煽って不安にさせて転職するなら○○エージェントというリンクをクリックさせることが目的ですからw



まとめ

URLにリクルート系の名前 → ブラウザバック
リンク先にエージェントサービス → ブラウザバック

あと強いて言うのであれば、お金の流れをつかむことって本当に大切。どんな言葉よりも企業の性質が分かります。
転職先の会社を調べるにあたってもそこら辺を考えるといいかも。

「公務員やめとけ」系の記事について思うこと

転職活動をするにあたってネットの記事を参考にしてみたが、どれもこれも本当に使い物にならない…

と実感する一例について書いていこうと思います。

タイトルがタイトルですけど、公務員の実態とかはあまり関係ないです。それよりも、公務員をやめろとあおるサイト、サイト、サイト💢!!

結論から先に申し上げますと、(特に転職活動にあたり)ネット記事を参考にする場合は、「何が書いてあるか」よりも「誰が書いた記事なのか」ということに重点を置いて考えたほうが吉です。
その見抜き方を簡単に伝授します



URLを見るべし

URLを見ると「rikunabi」とか「mynavi」とかって入っているケース。
はい、もう察しの良い方ならお分かりだと思います。
はい、リクルート系の会社が作成した記事ですね。
コイツらは「公務員をやめて民間企業に転職すべき」と「やりがい」「成長」などの言葉で煽ってきますが、自分の利益のためなら人の不幸なんてへとも思わない合法ヤクザどもです。公務員をやめて民間企業に就職した人たちの将来のことなんてコレッぽっちも考えていません。考えているのは自分たちの利益のみです。
なぜ彼らの利益になるのか説明しましょう。
端的に答えを言ってしまうと、「人材が動けば動くほど求人サイトの会社の利益になる」からです。
公務員から民間に転職する際の手数料を企業から得て利益が生まれ、そして、転職市場を利用する人間を増やすことができるというメリットがあるのです。
この話をするためにも、まずは、リクルート系の会社の利益の仕組みについて説明する必要があるでしょう。
このようなリクルート系の会社は、基本的には募集を乗せる会社から何十万の掲載料を取って利益を出しています。そしてオプションを追加することによりさらに何十万、何百万と暴利をむさぼるシステムです。
例えばみんな大好き学歴フィルター。ボタン一つ(よりは流石に工程数は多いと思いますが…)で実現できる「学歴フィルター」により毎年毎年何百万、何千万も企業から定期収入が入る仕組みなのですからね、すごいことです。
そのようなステキな”オプション”の一つとして「エージェントサービス」があります。
はい、転職についてWebで検索をかけるとゴキブリのごとく無数に繁殖している悪魔のワード、「エージェント」です。エージェントサービスは表面的には「転職者の支援」ということになっていますが、実際に行っていることと言えば180°異なります。
エージェントサービスというのは要するに、「100万の仲介手数料をプラスで払うからウチの会社に人材をよこしてよ」という企業側の願望をかなえることです。これは私の偏見になりますが、(全部が全部ではないでしょうけど)高額を払ってまで人材が欲しい会社にはそれなりの理由があります。言ってしまえばブラックの確立が高いわけです。でも、転職希望者がブラック企業に入社したところでエージェントは知ったこっちゃありません。仲介してお金をもらうところまでが仕事ですから。
エージェントサービスで利益を得ようと思ったら「大量の人材を右から左へ移動させる」ということが重要になります。その人の将来?だから知ったこっちゃありません。
そしてこのような現行のシステムで利益を得ようと思ったら、転職市場に人がいればいるほど景気が良くなるわけです。
公務員から民間になるのは(選ばなければ)容易ですが、民間から公務員になるのは年齢制限などもあり難しいです。そういった意味でも、公務員から民間企業へと転職する案件が増えれば増えるほど、リクルート系の会社にとってのなくならない”金の卵”が量産されていくわけです。


リンク先を確認すべし

URLを確認した後に私がすぐに確認します。
エージェントサービスへの紹介につながるリンクが貼られていないかということを。貼られていたらブラウザバック。当然だよね?
転職エージェントというものを一度でも利用してみるとわかることですが、ほとんどのエージェントというものは転職者を焦らせるようなことを言ってきます。「もう他に志願者がいますよ」とか「異業種だと正直厳しいですね」とか。
※確かに異業種は厳しいですが、この人たちは、「大量の案件を捌きたいのに、異業種なんて成立しにくいものはトンデモない!!」というのが本心です。
そして、この手の、"弱者の心に付け込んだ営業"は戦略的にWebサービスでも行われています。そう、アフィリエイトです。
ここからは私の完全な私見になります。
Googleなどの検索って、自分でキーワードを入力して情報を得ているから、検索者が情報を取捨選択したような錯覚を覚えやすいわけです。つまり、何の根拠もない記事に対して信ぴょう性があるかのように思い込んでしまう危険性が潜んでいるわけですね。こういったWebの性質や人間の心理状態を利用した一つの最適解がアフィリエイトになるということです。
なぜなら、こうした商売をするにあたって重要なのは、「転職志望者の検索ワードに引っかかってSEO上位に表示されるようにする」ことが必要不可欠な要素になってきます。しかし、実際にこのような記事を量産するのは技術的、時間的にも難しいですよね。「転職志望者がどのようなワードで何を検索するのか」という(人間の心理がまず読みにくい上にデータの集計自体困難な)リサーチをした上で、SEO対策が完璧な記事を量産しなければならないというのは、リクルート系の会社のリソースのかなりを費やしても火力不足に陥ってしまうのではないでしょうか?
まあ、そこで有力なのはアフィリエイトを利用するということですよね。
(アフィリエイトの広告収入なんてもともと雀の涙みたいなもんですが)確かリクルート系のアフィリエイトは他のアフィリエイトの料金の3倍近くも払っているはず。
そりゃあ、意地汚いアフィリエイターたちは「これからは転職の記事の時代だ!!」なんて豪語しながら血反吐吐きながらでも記事を量産してくれるわけですよね。彼らはSEO対策なら(侍エンジニアほどではないとおもうけど笑)お手の物ですから、それなりに(SEO対策が施されているという意味で)質のいい記事も集まるわけです。コイツらも、転職志願者がどうなろうが知ったこっちゃありません。煽って煽って不安にさせて転職するなら○○エージェントというリンクをクリックさせることが目的ですからw



まとめ

URLにリクルート系の名前 → ブラウザバック
リンク先にエージェントサービス → ブラウザバック

あと強いて言うのであれば、お金の流れをつかむことって本当に大切。どんな言葉よりも企業の性質が分かります。
転職先の会社を調べるにあたってもそこら辺を考えるといいかも。