自称コラムニストがズバリ言うわよ!!

日常生活の中の出来事を頑張って面白く書きたい!!

食べ物の話はお金と同じくらい下品だからやめたほうがいい

またまたおじさん談義です。

 

私はおじさんたちの食べ物の話が大嫌いです。

なぜなら、兎に角、下品なのです。

おじさんたちは、おいしいものを探求することが大好きです。一円でも安く、少しでも美味しいものを食べたいと常に願っています。要するに、満足感のある食事をしたいのではなく、食事においても一円でも多く得をしたいのです。

名古屋に住んでいた友人が言っていたことで、名古屋の人たちはモーニングで一円でも得をしたいと思っているという言葉がありました。モーニングを食べに行くという時点で、一家ともなれば結構な消費になるにも関わらず、得をするためにモーニングを食べに行くのです。他の店と比較して一円でも安く少しでも多く食べれる場所を血眼になって探します。「あっちの店はゆで玉が一つ多い」とか、そんな話を一生懸命に情報交換することに尽力するのです。経済的には非合理ではありますが、得をした実感を得たいという欲求を満たすことが第一目標だと考えると、非常に合理的な決断と考えることもできます。

 

安くておいしいもの、いいではありませんか

私も大好きです

 

しかし、おじさんたちとこの類の話をしていると、友人とかと話しているときとは違い、基本的に不快感しか感じないのです。「おいしそう」「よかったね」「たべてみたいね」という幸せの共感へと話題は向かわず、「俺の知っている○○の方が△△」と、「どちらが食事で得をしているのか」というマウンティングに話が向かってゆくのです。

また、あまりにも凄まじい物欲に圧倒されるときも多々あります。

自分が食べたことのない食材や行ったことのない飲食店が目に入ると、明らかに不味そうなものに対してもピラニアのごとく食いつくのです。好奇心が強いのではなく、食べたことがないから損をしているような気持になり耐えられないのです。「この店はどこどこに比べて不味い!!」と言いながらブラックホールのように底なしに誰よりもバクバク食べ続ける姿を見ていると…普通に気分が悪くなってきます。

 

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まさにコレ

 

責任感があるおじさんたちの、最高に責任感が無い思考回路

おじさんたちと話していると、「それ、マジで言ってんの!?」と度肝を抜かれることが多々あります。

 

誰とは言いませんが、おじさんたちからは以下の言葉をよく耳にすることがあります。

 

「仕事とか人のことになるとすぐに決断できるんだけど、自分のことになると途端に分からなくなる」

 

なぜ、自分のことになると分からなくなるのか、私が理由を教えてあげます。

仕事や他人のことなんて、所詮他人事だから決断できるんです。例え仕事で失敗したとしても、例え他人へのアドバイスが間違っていたとしても、最終的にそのツケを払うのは自分ではありません。自分のこととは違いリスクを覚悟する必要が無いのです。要するに、選択に迫られていないのです。

 

おじさんたちは他人へアドバイスすることが大好きです。部下や家族から頼られ、そしてそれに対するアドバイスをすることが大好きなのです。アドバイスしている自分が大好きなのです。

しかし、責任を取ることは極端に嫌います。そのため、「夕飯をそばにしようかうどんにしようか」のような相談を持ち掛けられたときは得意げにアドバイスするくせに、身内がオレオレ詐欺に騙されたときのように、自分に火の粉が降りかかったり、金銭的な援助を求められそうな事件が起きたときには、相談してきた人を「自業自得」と目を三角にして怒り、自分には何の関係もないことを主張することに尽力するのです。

 

人間は、道具ではありません。

相手には相手の世界があり、感情があります。それを知っていたら、軽はずみにアドバイスなんてできないはずです。

つまり、おじさんたちにとって人間とは、人間ではないのです。

そして、おじさんたちもまた、人間ではないのです。

なぜならば、「どうして自分のことになると決められないのだろう?」といい歳して本気で分からないということは、自分が自ら選択をする経験がほとんど皆無であったことの証拠です。自分で自分の環境を変えようとせず、与えられた環境下で訳も分からず一喜一憂をする人生を送ってきたという意味では、おじさんたちは動物園の猿と一緒なのです。

日本の企業がGoogleを羨むのは根本的に間違えている

所謂「日本の大企業」で中間管理職を務めているおじさんと話すと思うことがあります。それは、Google(のような会社)を羨ましがっていることです。「今若者に求められているのは従来になかったビジネスを作ったり、資源の開発を行うことだ」と言います。そのようなことができる優秀な若者が集まる企業の例としてGoogleがよく引用されるのです。

私はそのようなおじさんたちの意見には疑問を抱いています。私が抱く疑問の最も大きなところは、「本当にそのような優秀な人材を企業は必要としているのか」という問題です。おじさんたちの話を聞いていると、優秀な人材が欲しいわけでもなく、新しいビジネスをしたいわけでもなく、「世界的に有名で既得権益を持っている揺るがない企業の中間管理職としてブイブイ言いたい」だけであり、仕事そのものに対する情熱は無いように感じるからです。優秀な人材が集まる企業の例としてGoogleを取り上げるにも関わらず、Googleがどのような採用制度を行っているのか、どのような待遇を社員に行っているのか、どのようなビジネスに今まで挑戦してきたのか、おじさんたちはほとんど何も知らないのです。しかし「Googleのような企業が日本から出てこない」と嘆くのです。ブランド力や収益しか知らず仕事内容について知らないような企業を羨ましがるということは、結局のところ、ブランド力や収益にしか興味が無いということです。

そのような考え方を持った人たちの組織の中にGoogleの社員のような人たちがいて、本当にその会社にとって利益になるのでしょうか?

Googleは新しいサービスを非常に速いスピードで展開しています。

それには、会社側からの資金提供が必要となります。新しいビジネスを始めるにあたっては、それに相応しい規模の資金提供が必要です。そして、その資金提供にはリスクも伴います。必ずしも新しいビジネスが成功するとは限りません。優秀な社員が提案するような新しいサービスに資金提供できるような決断力を、果たしておじさんたちの会社が持っているのでしょうか?未開の土地に日本円を持ち込んでもそれはただの紙きれに等しいのと一緒で、優秀な社員も生かすことができる環境が整って初めて優秀な社員として輝くことができるのです。

要するに、おじさんたちの勤めるような日本の大企業に優秀な社員がいたところで、宝の持ち腐れという話ですね。

これは、100が0になるような話です。

しかし、このマッチングの悲劇は、100が-1000になるような可能性すら秘めているのです。

なぜならば、仮に優秀な社員が典型的な日本の大企業に就職してその能力を発揮してしまったら、困る人間出てくるからです。それは、今までその企業に勤めていた人です。改善案を示すということは、今までその会社の誰も思いつかなかったことを考えるということです。そしてそれは、切り口を変えて考えると、これまでその仕事に携わってきた社員の無能を証明されるということになります。

面白くないでしょう?そんな部下が現れたら。

会社というものは椅子取りゲームの側面を持ちます。優秀な若者は、おじさんたちの椅子を脅かす存在なのです。その事実に気付いた上で「優秀な若者が欲しい」と言っているのでしょうか?自分の立場がなくなることを想定した上で、それでも将来のために身を退く覚悟はできているのでしょうか?軽はずみな言動をする前に一度そのことをよく考えてみるべきだと思います。

 

おじさんたちは味の素の話も大好きです。

味の素に就職が決まった人の話が大好きなのです。

初年度から年収がいくらあるとか、どんな家庭に生まれたどんな容姿の人が就職しているとか、そんな話が大好きなのです。

そしてそのような話を聞いていて、私は思うことがあります。それは、おじさんたちにとっての真の桃源郷Googleではなく味の素だということです。

味の素には私個人からは恨みはありませんが、あえて酷い言い方をしてしまうと、「”たかが”調味料を生産しているメーカー」です。Googleのように今までになかったものを考える必要もありません。バリエーションを少し変えて調味料を作っていればいいのです。任天堂のように新しいゲームをクリエイトするために試行錯誤する苦しみもありません。しかし、日本の文化を鑑みたときに生活必需品なので、税金のように味の素には安定した収入が入ってきます。

味の素の社員は公務員のようなものです。現状維持だけ行っていても、これまでもこれからも困ることはありません。そのような企業は、テレビ局と一緒で、おじさんたち好みの若者を積極的に採用していき、その会社の権力者たちが好む人間を寄せ集めたキャバクラのような村を形成するのです。そしてそれは、社会のルールに何一つ反することない、許された特権なのです。

仕事の内容自体にはそこまで興味は無いけれども、ブランド力や給料に強い興味を持つおじさんたちにとっては、まさに理想の桃源郷なのではないでしょうか?

まあ、私が採用する側だったら、”歩く「隣の芝生は青い」”は村の調和を乱すのでお断りですが✋

普通って何?哲学的問いを投げかけてくる婚活女子二人!!

「普通でいいよ」「高望みはしていない」

 

結婚願望がある人は大概そう言います。

そして、一つ一つ具体例を私の方から提示して、どのレベルの「普通」なのか明確にしていくと「あまりにもレベルが高すぎる!!」とビックリすることがあります。もはや「宇宙ってなんだ?」という次元の話と同じくらい、”普通”という常識を根本から覆す考えを持っている人たちも珍しくありません。

 

今回紹介するのは、結婚願望がある二人の女性の話。

※今回紹介するのは女の人だけど、男側のヤバい結婚願望の話もいずれ書きたい

 

CASE1: 「優しい人だったらいい」

「高望みはしてない。優しい人だったらいい」と言うので、私がいくらか質問を投げかけてみました。

 

Q. 自分にもすごく優しいけど、他の人にもすごく優しい遊び人だったら?

A. ヤダ

 

Q. 優しいけど貧乏だったら?

----どの程度の貧乏?

----フリーター

----ヤダ

----めちゃめちゃイケメンだったら?

----でもヤダ

 

Q. アンガールズの田中は?年収はものすごく高いし、すごくお母さん思いみたいだよ。テレビを見ていても、人を攻撃するようなことは言ったりしたりしないし。

A. え~、アンガールズでしょ?ヤダよ

 

Q. 決してイケメンではない”ザ・工学部”って感じの地味な見た目の人なんだけど、浮気は絶対しない。家事にも協力的。そして年収が800万こえている人は?

A. え~、ヤダ。ダサい人と付き合いたくない。

 

こうして改めて質問とその答えを並べてみると、求めているレベルが高いことが分かります。割と極端な質問内容だとは思いますが、最後の質問で確信しました。最後の質問内容、見た目以外は欠点が無い物件でしょう?しかもその見た目についても、「イケメンってわけではないけれども、ブサイクではない」と言っておいたんですけどコレですからね。この物件にイケメン要素まで追加すると、それはもう白馬の王子様です笑。世の中、端麗な容姿を持つ人の方が少数なのに、その中でオプションを追加していくとなると、そんな人物は遭遇するだけでも雲をつかむような確率です。しかも、相手が自分のことを嫌だって言ってくることだって十分あるわけだし…

ちなみに彼女、「私のことを好きで言うことを聞いてくれる人がいい」とも言ってます笑。西野カナかな?

ちなみに、あくまでも自分が女性だったらということを考えたときの個人的な意見ですが、アンガールズの田中は”積極的に結婚はしたくないけれども選択肢として全然アリ”というレベルです。

世の中には、顔も性格も財産も、アンガールズの田中よりも下のレベルなんて五万といるので…むしろ「私なんかを選んでくれてありがたい!!」と思うレベルかもしれない。

 

CASE2: 「良い人がいい」

Q. 自分にもすごく優しいけど、他の人にもすごく優しい遊び人だったら?

A. 絶対にヤダ

 

Q. じゃあ、モテないけれども、自分に対しては誠実で優しい人だったら?

A. え~、ヤダよ

 

Q. 結婚してから相手の人が風俗に行くのはアリ?

A. え、ナシでしょ?それは浮気でしょ?

 

Q. キャバクラは?

A. えー、あり得ないでしょ

 

Q. じゃあ、結婚相手の人がしたいときにいつでも相手できる?

A. そんなの嫌だよ

 

Q. じゃあ、相手の人がしたいときは、相手の人だけが我慢すればいいのかな?

A. それが結婚でしょ?

 

Q. 顔はどの程度?イケメンがいい?

A. 特別イケメンじゃなくていい

 

Q. じゃあ、同期の○○くんは?

A. 私よりも身長が低い人(170 cm以下)は嫌。私、男の人を頼りたいの。

 

Q. じゃあ、△△くん(←イケメンの部類に間違いなく入る)は?

A. まあ、それならいいかな

 

Q. じゃあ、収入がある人がいいの?

A. うん

 

Q. どれくらい収入がある人がいい?どんな職種がいい?

A. えー、どんなって言われても

 

Q. 飲食店とか小売り業は?

A. ブラックだって聞くからヤダ。

 

Q. 介護は?

A. 嫌に決まっているでしょ!?

 

Q. 公務員は?

A. う~ん、まあ、ナシではないかな~…

 

Q. アンガールズの田中は?年収はものすごく高いし、すごくお母さん思いみたいだよ。テレビを見ていても、人を攻撃するようなことは言ったりしたりしないし。

A. アンガールズは嫌だよwwwwwwwwww

 

Q. 決してイケメンではない”ザ・工学部”って感じの地味な見た目の人なんだけど、浮気は絶対しない。家事にも協力的。そして年収が800万こえている人は?

A. うーん、どうだろう…

 

Q. その人、女の人と遊んだりした経験が無いの。でも、家庭を築くことにはすごく誠実な人。

A. 遊んだことないのは地雷でしょ~。嫌だよ。

 

コチラも求めているモノがおそろしくハイレベル

公務員が「ナシではない」ってあんた…世の中の女性は、顔とか性格がイマイチな男でも、公務員って言うだけで飛びつく人も多いのよ…

ちなみに「実業家とかで金持っている人は不倫するためにジムで身体鍛えている人が多い」って私が言ったら「ジムに通おうかな」って言ってました。あんたが行くところは事務の仕事だよ。

要するに、「身長が高くてイケメンの頼りがいのあるバリバリのキャリアマン、モテモテで遊びまくっているけれども、真実の愛に目覚めて自分だけを一途に愛してくれる人」が最低限の条件になるのかな。

なんか、今回インタビューした人、願望は多いけれどもだからといって自分に自信があるわけではありません。自信は無い人です。

 

いきなり巷話をさせていただきます。私の故郷には、女性と不倫よく不倫をする医者の男性がいました。田舎だから女癖の悪さとかも有名なんですね。不倫相手の女性たちも間違いなく耳にしていたはずです。

しかし、そんなろくでもない男と不倫してしまうのは、医者というステータスに強く惹かれることと、そして何よりも、「君とだけは本気だ」という医者の言葉を信じてしまう愚かさに原因があるのかなと思います。(実際にそういうことを言っているらしいです。)

 

彼女もいずれ同じ道を歩みそうで怖い。

学校は農耕民族の集団

前職で「なんだかな」と思ったことを書きます。

(ほかにネタが無いので)

 

今回も同期についてです。

同じ工場勤務になった人たちに顕著に見受けられた性格的な傾向の話です。彼らは人間関係を築くとき、相手と自分のどちらが上の立場の人間か、ということを意識する傾向がありました。

例えば、研修中のグループワーク。グループワークでは意見を出す人、意見を纏める人、時間を測る人、発表する人など、様々な役割を持った人間がいますよね。同期では「リーダーになりたい!!」と強く願望している人が一定数いました。実際にそのように言及していたわけではないので私の勝手な憶測ということにもなりますが、「○○やれ」とか「□□じゃないの?」とやたら高圧的な話し方をしたがることから考えても、やはりそうだと思います。

 

そこで、彼らの行動から改めて考えることは、「リーダーって何だろう?」という問題です。

 

リーダーっていう言葉は、改めて考えると不思議なものだと思います。

皆さんご存知の通り、リーダーは「lead(リード)する者」という意味ですね。leadには、誘導するとか、導くという意味があります。

日本人の想定するリーダーと、英語圏の人の想定するリーダーとでは、解釈に違いがあるのかなとか思います。というのも、遊牧民族では確かに先頭を走り団体を誘導するリーダーが必要ですが、日本のような農耕民族は戦争でも起きない限り日常生活でそのようなリーダーは必要ありません(多分)。確かに、遊牧民族のリーダーと農耕民族の村長は「集団の動かし方について決定権を持っている」という意味では同じかもしれませんが、求められていることと、決定権の種類が違います。

遊牧民族は居住地や獲物の変動が激しいです。そのため、変化に対応することが求められます。一方、農耕民族は変化は激しくないです。変化が起きにくい集団の中では人間は秩序を維持しようとする傾向があります。つまり、積極的に現状維持を行おうとするということです。

この両者の違いは、人間の組織が外交的か内向的かという違いもあると思います。遊牧民族のような組織は、外の世界の変化をできるだけ迅速に察知しないといけないという意味で外交的です。一方、農耕民族のような組織は、組織の一員が現在の組織のありかたを破壊しないように組織内のメンバーを監視しようと思うという意味で、内向的です。

 

同期が高圧的な話し方をしたがるという話を先ほどしました。

その人たちは「自分たちが最年長だからみんなを引っ張っていかないと」というような話もしていました。その考えから高圧的な態度になってしまうのは、彼らの中で「リーダー=農耕民族の長」という方程式が暗黙のうちに構築されているからではないかなと思います。農耕民族の集団の中で持つ権力と言うのは、組織内の弱い者を押さえつける力を持つということを意味しますから。

 

 

私は農耕民族的なリーダーというものをあまり好みません。

 

こういう立場の人たちはある種の必然性から生まれたものでもあるので、否定まではしません。しかし、個人的に付き合うことを考えたときに、人間らしさを持ち合わせていない人間のように思うのです。

よく「暖かい人間」「冷酷な人間」という表現を耳にしますが、私は両者は非常に似ていると思います。というのも、暖かくなるのも、逆に冷酷になるのも、自分の中で思考に軸があり、それを下に決断した結果だからです。

農耕民族的なリーダーは、暖かさも冷酷さも持ち合わせていないのではないかと思う瞬間があります。組織の意思と自分の意思の境目が分からなくなり、組織という大義名分さえあれば、自分自身の感情や良心といったものを感じることもなく、どんなことでもやってしまう可能性があるからです。

 

同期の彼らは、私が実際に彼らと会話した中で感じたことですが、IQがひk…じゃなくて、不器用なところがあるだけで魂の位まで低い人間だとは思いませんでした。

 

そのため、勿体ないなと思いました。

 

私たちは成人するまでの間、家庭や学校といった所属している組織の中で、親や教師といった目上の者には絶対に逆らわないことなど、農耕民族的な理想の組織の在り方を押し付けられます。宗教的だと思います。宗教というのは認識の仕方そのものなので。あまりにも当たり前すぎて、よほどのきっかけに直面した人でない限り、その常識が限定された世界でしか通用しないことに気付かずに一生を終えていくでしょう。客観視できないということは、心が不自由なことですから。

(最近では怪しいところも増えてきましたが)日本の昔ながらの大企業のように社員が優秀じゃなくても定期的なお金が入ってくるような組織ならとにかく、会社というのはどちらかと言うと狩猟民族の組織です。外の世界の変化を察知して、それぞれがそれぞれの役割を遂行して、変化に対応していかなければなりません。いざ自分がそのような組織で働く状況になった時に学校の常識に染まっていると、思考回路に足かせをつけられた状態での徒競走になってしまいます。

 

ちょっと気付けばもっともっとうまくやれるのに、勿体ないなと思います。

IT業界とSESは別と考えたほうがいい

今回はIT業界のブラックなイメージについて書きます。

 

結論は、SESはやめておいたほうがいい、ということです。

 

IT業界って長時間労働とかエンジニア35歳限界説とかいろいろありますよね。

それに対してネット上の意見では

「IT業界だけは絶対にやめとけ」

「人売りの奴隷商」

「エンジニアは目指すな」

などという肯定派の意見を耳にすることがあります。

また、反対派としては

「労働条件も他の業界とそこまで変わらない」

「入った企業による」

などという意見もあります。

 

結局のところ、ネット上の噂だけ集めても眉唾物でどれが本当か分からないですよね。

 

それに対して、最近転職活動のために情報を色々と集める中で私が到達した結論を書こうと思います。

 

それは、「IT業界と派遣業界は別物」ということです。

 

おそらく、IT業界のマイナスなイメージってSESと呼ばれる業種に関するものが多いです。そしてそのSESというのは、あくまでも個人的な意見として、IT業界というよりも派遣業界がITの仕事をしている、というだけの話なのではないかと思います。

 

さて、SESの闇について言及する前に、IT業界の業務形態の大雑把な分類について言及しようと思います。IT業界は主に以下の三種類と言われています。

・社内開発

・受託開発

・SES

社内開発というのは、主にamazonのような会社です。自社でユーザーに提供するサービスというものがあり、そのサービスを改善したり、新たなサービスを開発するための仕事が主となります。

受託開発というのは、顧客(他の会社)から「こういうシステムを作って」と言われるのでそれを提供する会社です。

そしてSESというのは、顧客(他の会社)から「人手が足りていないから○○人■■について知っている人を貸して」と言われるので、当てはまる条件の人を派遣することが主なビジネスです。

 

この三つを比較してみると、やはりSESだけは異質であるように感じます。なぜならば、社内開発はITのサービスを提供することを主軸としてるのに対し、SESでは労働力を提供しているからです。

さらに言うと、社内開発と受託開発はITサービスという成果物を提供して初めてお金のやりとりが発生するのに対し、SESでは人間を派遣した時点で売り上げが確定します。ITサービスの成果物をつくることができなくても成り立ってしまうビジネスモデルなのです。

 

IT業界のネガティブなイメージって

長時間労働

「激務薄給」

「年齢制限」

が主となっていますが、それらは社内や受託では「会社によって成り立つ要素がある」と言えるのかもしれませんが、SESでは会社によらず基本的には全部成り立ってしまいます。

SESは成果物ではなくあくまでも労働力を提供するビジネスなので、派遣労働者の労働時間が長いほど利益が生まれます。よって、長時間労働はSES会社としてはぜひやってほしいところ。中抜きされるし派遣労働者の地位は今の社会では低いのが一般的なので、薄給は当たり前。そして、派遣される労働者の経歴なんていくらでも粉飾可能であり、発注する側の顧客もそれはよく理解しているので、顧客は「年齢」という誤魔化しようのない客観的なパラメータで派遣社員を選ぶようになってきます。すると、ある程度の年齢を過ぎると、SES社員は仕事がなくなってきます。

 

これら列挙したSESの特徴は、業種に関わらず派遣業界と呼ばれるビジネスモデルに共通しているものであります。ITは体力も脳力も両方とも求められるためより顕著に特徴が表れていると思いますが、程度に差があれども、機械設計であろうが回路設計であろうが派遣業界と言うのは基本的に同じ構図です。

 

つまり、派遣ビジネスの悪魔の手がIT業界を侵食してしまっているだけであり、IT業界の特徴としてとらえるのは少し違うのかなとか思います。

 

また、数ある派遣の仕事の中でも、やはりSESは特別酷いのではないか、と私は個人的に感じます。

 

なぜならば、顧客との信頼関係がより重視されにくくなってしまうからです。機械系とかであれば、企業によっては、優秀な派遣社員に囲い込みをかけようと考えている会社もあります。きちんとしたデータをとったわけではないので断言はできないのですが、チャンスはITよりはあるように思います。

それが事実とするならば、原因は、人の出入りの激しさにあるのではないかと思います。IT業界の仕事ってサイクルが速い上に、案件を完成させるのに必要な人間の数のふり幅が大きいですから。一人の人間としてスポットライトを浴びる機会の方が少ないでしょう。

 

また、転職に必要なモノが何も身につかないというデメリットもあると思います。

あくまでも個人的な考えですが、転職時に重視される要素は以下の二つになります。

・専門性

・マネジメントスキル

SESという仕事内容を考えると、マネジメントスキルは絶対に身につかないですね。それに、マネジメントスキルは、所属していた組織と部署のブランドとして裏付けの根拠となります。SESは何一つ手にすることができません。

専門性については、「SESで経験を積めばいいんじゃないの?」「案件ガチャではあるけれど、いい案件に巡り合えると専門性が身につく」という意見もありますよね。

しかし、いざSESから転職しようと考えたときに、「私はこんな仕事をしていました」とアピールしたとしても、客観的な根拠に欠けてしまいます。

それに、専門性と言うものは、大学の研究と一緒で価値が分からない人には分からないのです。あくまでも個人的な意見になりますが(←重要)、結局のところ、専門性の裏付けをしてくれるのは、「評価されている人からの評価」であるように思います。ビルゲイツに「この人は世界一のプログラマーだ」って言われたら、世間はそうなんだと思いますよね。

もしかしたら、SESからSESの仕事の案件繋がりで脱出できた人って、こういう出会いがあったのではないのかな~、と思います。しかし、そういう出会いって天にまかせるしかないですよね。

 

以上の理由から、私はSESになるくらいならITエンジニアになる道はあきらめたほうがいいのではないかな~と思います。

 

未経験からエンジニアになるには、やはりちょっとした世の中の裏技を駆使しなければならないと思うで、腰を据えてじっくりと情報収集をしたいですね。

「見た?」「見た」

東京の高級マンション…いわゆる億ションと呼ばれる建物に住んでいた二人の女性、OさんとAさんの話。

 

OさんとAさんは今でこそ交流はあまりないものの、昔はお互いの家に呼び合う仲でした。お互いの家に読んでご飯を食べたりする仲でした。

 

Oさんは昔稼いだ大金で自分で購入した億ションでしたが、Aさんは高給取りの旦那がいます。つまり、Aさんは子持ちでした。

Oさんが観察した範囲では、Aさんは上品な淑女といった感じだったそうです。

 

しかし、そんな二人の仲が微妙になってしまうある事件が起きました。

 

それは、ある日の深夜2時のことでした。

 

「またね~」

 

という甘~~~~い女性の声が聞こえたので、部屋の窓から外を覗いて見たOさん。すると、大学生くらいの若い青年がOさんの住むマンションから出て行っているところが見えたではありませんか。

そして、その青年に声をかけていた女性の方を見ると…

 

!?

!?

!?

 

そこにはAさんの姿が。

大学生とAさん、そしてOさん。

お互いの目がバッチリと合ってしまい、しばらく三人は石化状態だったとのこと。

 

Oさんはビックリもしましたが、疑問にも思いました。Aさんの夫の帰りが遅いのはAさん自身の口からきいていたので、不倫がバレていないことは疑問には思いません。しかし、Aさんは息子が二人もいるのにどうやって不倫しているのだろう…

 

もやもやとした思いを抱えたまま迎えた翌日の朝、チャイムが来客を告げます。Oさんは玄関まで行くと、まさかの人物が

 

「おはよう~」

 

なんと、例のAさんの姿が。

 

・・・

 

少しの沈黙。そして、

 

「・・・見た?」

 

切り出してきたのはAさんでした。

Oさんはもちろん「なんの話?」と惚け、

 

「見たよ」

 

惚けませんでした。

とある有名なインタビューアがOさんを取材した際のエピソードによると、Oさんは億ションの管理人が近くを通るだけで「来たっ!」という顔をするほどの曲者とのことw こういうところで正直に答えてしまうのはさすがと言ったところです。

そしてAさんはどう対応したかというと、

 

「これ、よかったらどう?」

 

と言って、手に持っていた、数本の焼き鳥を差し出したそう。

そしてOさんはそれを貰って、後々、「あれは口止め料だったな」と気付いたという話です笑

 

そう、このOさん、何を隠そう

岡本夏生

です笑

 

このエピソード、5時に夢中で岡本夏生が言っていた話です笑

やっぱりこの人は凄いと思いますΣ(゚Д゚)